太らない食べ方として「ゆっくりと落ち着いて、よく噛んで食べる」というものがあります。
それは、満腹感を得るために必要だからです。
痩せたければゆっくりよく噛んで食べましょう!
満腹感は血糖値が握っている
太っている人に共通する食べ方として早食いがあります。
これは、食事を始めてから20分程度で人は満腹感を感じるとされ、早食いの人は20分経つまでに食べ過ぎてしまうのが原因です。
食事をするスピードが早いと、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうのです。
満腹感に関わっているのは『血糖値』です。
血糖値は詳しく言えば“血中グルコース濃度”です。
血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度が上がることで、人は満腹感を感じます。
グルコースは細胞のエネルギー源として重要な役割を果たしています。
エネルギー源であるため、血糖値を維持して必要に応じて血糖値の上昇をさせます。
食事をして血糖値が上昇すると、満腹中枢が刺激され、摂食行動が抑制されます。
この血糖値が上がるまでの時間が約20分とされているのです。
ゆっくり、よく噛んで食べると食べ過ぎない!
ゆっくりよく噛んで食べることは、消化にも良く胃腸の負担も減るため、健康にも良いとされています。
よく『50回噛む』などと言いますが、そこまで数えたりして噛まなくても
「ゆっくり・よく噛んで・味わって食べる」
ことを心がけるだけで、随分違ってきます。
痩せたい人は早食いをやめるよう意識し、よく噛んで食べましょう!