肥満が増えたのは『食生活の変化』が理由

実は摂取エネルギーの平均値は、昔に比べて減っているのをご存知でしたか?

しかも、摂取エネルギー量は減っているのに、肥満の人の割合は昔より増えているんです。

摂取エネルギーが少なければ痩せるはずなのに、なぜそのような結果になっているのかというと、どうやら日本人の『食生活の変化』が理由なんです。

脂質が多い欧米型の食事が日本人を太らせていた!

食事に含まれる3大栄養素は

・タンパク質(P)

・脂質(F)

・糖質(C)

で、この3大栄養素のバランスを“PFCバランス”と言います。

日本人は炭水化物(糖質が主)のご飯を主食とし、タンパク質と野菜のおかずを副食としてきました。

40年前、1980年の平均摂取カロリーにおける糖質の割合は約61.5%、タンパク質が14.9%で脂質は23.6%となっていました。

ところが現在では糖質が57%と減り、代わりに脂質が16%を超えてきています。

その原因はファーストフードや洋食の外食産業が増えて、それを国民が利用するようになったからと考えられています。

日本人の脂質エネルギー摂取の適正値は、25%までとされていますが1985年以降、この値を超えるようになってきました。

男性では20代~40代、女性では20代~50代で食事における脂質の割合が高い人が多いという統計が出ています。

特に20代の若い女性と50代の壮年期の女性では、ダイエットや加齢によって摂取エネルギー自体は少なくその中で脂質のバランスが崩れている人も多いそうです。

ダイエットを心がけることによって、PFCバランスが崩れてしまう。

または加齢によって食欲が減り摂取エネルギーが減ることによって、無意識にgあたりのカロリーが高い脂質を求めてしまうという事ですね。

女性よりも問題なのは男性で、20代~40代の男性は働き盛りで肥満や食事に対して無頓着な人が多く、肥満や栄養バランスについて意識している人は全体の2割に満たないという統計があります。

また、接待や仕事による多忙が原因で外食が多く、脂質が多い食事になってしまうケースがあります。

また、現在は昔より明らかに交通機関が発達していて、それが原因となる運動不足も、摂取エネルギーが減っているのに肥満者が増えている原因の一つです。

ですが、健康を心がけてランニングなどの運動をする人や、スポーツジムなどの施設も昔より増えており、あくまで原因の一つだというだけです。

欧米型の食事が、肥満者増加の大きな原因です。

問題は運動不足と脂質の割合

ここ40年の日本人の食事では、炭水化物量が減少し、脂質量が増加していることがわかりました。

もともと農耕民族で、米を主食とした食文化を持っている日本人には、脂質の割合が多い欧米型の食事は体質に合わないということでしょう。

日本人が長い目で見て健康的に痩せたければ、脂質控えめの和食を心がけるのが一番ということですね。

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