60歳以上の体づくり

高齢になっても筋肉量を増やせる


基礎代謝は中年以降減少しますが、その原因は筋肉の減少と機能低下です。
それを防ぐためには筋肉量の維持や増加で、筋肉は高齢者でも増やすことが出来ます。

中年になると基礎代謝量が減り、太りやすくなります。
その原因は筋肉量が減ることと、筋肉の機能自体が低下して、エネルギー消費量が少なくなるためです。
若い頃に比べて身体を動かさなくなることで、筋肉細胞への刺激が少なくなって筋肉は機能が低下していきます。
さらに、高齢になると更に活動が減り、身体を動かさなくなります。

老化による筋肉の機能低下を防ぐのは難しいことです。
ですが、持続的に筋肉に刺激を与えていれば、筋肉の量を維持することや増やす事が可能です。
逆に言えば、若いからといって筋肉に負荷をかけない生活をしていると、筋肉量は減少します。
宇宙飛行士が宇宙から帰ってきた際、筋肉量が減っており、歩けなかったケースもあるほどです。
これは、宇宙では重力が無い事から起こったことです。
地球上では重力という負荷が常にかかっているのに対して、宇宙では負荷が全くかからず、筋肉が減り機能が衰えてしまったのです。
厳しいトレーニングを日ごろから受け体力があるはずの宇宙飛行士でさえ、宇宙という負荷の全くかからない生活で筋肉量は減少してしまいます。

高齢者の筋肉量の維持や増加を考えた場合も、レジスタンス運動(負荷をかける運動)が最も効果的です。
レジスタンス運動は、ダンベルやベンチプレスといった負荷をかけるための器具を使った筋肉トレーニングが一般的です。
レジスタンス運動を継続して行っていれば、60歳以上の高齢者でも筋力増強ができることがわかっています。

注意点としては、ふだん運動をしていない高齢者が、急に強いレジスタンス運動を行うのは危険だという事です。
弱っている筋肉が傷ついたり、骨が損傷を受けたりする場合もあります。
そのため、高齢者の場合は専門家の指導を受けながら少しづつからだづくりを行っていく必要があります。

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